3月2日から全国休校措置開始!学校現場の声!対応は!?
新型コロナウイルスが猛威をふるっております。
そんななか2月28日安倍首相より驚愕の要請がなされました!
3月2日~春休みまで休校!!
実際の学校現場の対応
全国の学校がいきなり休校措置!?
しかも小学校~高校まで!
現場の先生方はさぞかし混乱されたようです。
以下、友人の教員に聞いた実際の声です。
18:00過ぎに携帯を触っているとLINEの通知が
なんのニュースかなぁとぼーっと見ていると
驚愕のお知らせが!
全国で一斉に3月2日から休校要請!
「なんじゃこりゃ!?」
周りの先生たちもそのことを聞いて一斉に携帯を触り始める!
「いやいや、勉強まだ終わってないし!」
「成績つけられないよ!」
「てか、一日で荷物全部持ち帰れとかどうするの?」
「卒業式は!?6年生を送る会は!?」
ひたすらパニック!
慌てふためく職員室!
とりあえず教頭先生がテレビをつけてチャンネルをNHKに!
そこで安倍首相が本当に休校措置だと言っているではないか!?
現場には何の前触れもなくいきなり知らされた要請!
一体どうする?
明日しかない!
何ができる!?
さらにパニック!
おまけに6年生の担任の先生は泣き出す始末、、、
とにかく準備をせねば!と焦って過ごす教員たち。
でも時刻は19:00!
当然家庭がある先生方はすでに帰宅している!
教育委員会からも特に連絡がなく、
教頭・校長も唖然とした様子。
校内で何を持ち帰らせる・どこまで勉強を進めるなど
残された教員たちで考えるがそれぞれがそれぞれの方向に進みだす始末!
とにかくできることだけをやりきって21:00過ぎに帰宅。
とりあえずその場凌ぎで28日が終了!
明くる日ひとまず教員が集まって朝の会議!
教育委員会からの指示を通達してもらう予定だった!
しかし、、、
そこで知らされたのは
「まだ何も方針が決まっていません。」
再び慌てふためく教員たち!
とにかく持ち帰れるものを持ち帰らせねば!
テストをできるだけやって成績の参考にせねば!
せっかくだから外で遊ぶ時間を作ってあげよう!
など足並みの揃わぬまま
結局動かざるを得ない教員たち!
・朝の時間
・授業の時間
・休み時間
など無駄にしないように必死に動き回る!
とにかくプリントを配って、
あ、集金もしてない!
テストやらなきゃ!
丸付けもしないと!
最後のお別れはどうする!?
トイレに行く時間もない!
なんとかせねば、とそれぞれの一人歩きが加速。
そして教育委員会から通知が来たのがなんと11:00過ぎ!
昼休みにもう一度職員で集まり会議スタート!
「私たちの自治体では3月2日を登校日として設け、臨時休業は3月3日からとします。」
「はぁ!?なんじゃそりゃ!」
今日のバタバタは一体なんだったのか、、、
最初からさっさと決めてくれ!
てか、せめて1週間前から要請してくれたらこんなことならなかったんよー!
一気に気が緩む教員たち、、、
午後からは、校庭で遊びをする学級が増えましたとさ、、、
そして放課後!
とにかくもう1日増えたので必ずすべてカラにして帰らせるように、とのお達し!
おまけに課題も用意して
配りなさい!と。
その他にも、
「臨時休校中は生活のリズムが崩れるので1日の計画をたてるプリントを用意しなさい。」
「自宅待機が基本になるので運動不足が考えられる。至急、運動の課題を作りなさい。」
などなど!
求められること無限大!
帰れるわけない!と仕事をしているところでまた会見が!
全国休校要請で文科相「地方の判断を尊重」(2020年2月28日)
「おんどりゃ!○ホ、○ケ、○ス、もっとはよ言わんかい!!!」
それもそのはず!
この会見は子どもたちがすでに下校をしたあとのもの。
現場ではなんとかせねばとあくせくしていたのに柔軟な対応を!?
午前中に言えたんちゃうんかい!と。
しかし、そこは公務員。
みなさまの血税をいただいて生活しているので上からの職務上の命令は絶対!
この日も課題のプリントやらなんやらで21:00すぎに業務終了となりましたとさ、、、
今後の対応について
柔軟な対応ということで自治体ごとに休校措置はさまざまです。
・2週間の休校のみにする学校
・登校日を設けて、あとは要請を受け入れる学校
・社会が崩壊するとして、午前中だけ登校する学校
などそれぞれの考えで動きだしてしまいました!
そこで取り上げられた大きな課題が
「子どもだけを自宅に残してしまうこと!」
です。
現代の社会を考えると共働きは当たり前の時代。
田舎なら実家のおじいちゃん・おばあちゃんを頼って預けることをできるが、
「小学校低学年の子どもたちだけで過ごすことができるのか!?」
また、そんな人のために学童保育があるが、
「学童を開いて学校は休校なのか?」
「結局狭い空間で過ごすことに変わりないのはどうなのか?」
世間の声は様々です。
ちなみにお友達の教員によると
学童の扱いで一番揉めたので教育委員会の決定が長引いたんだとか、、、
理由は、
春休みでもないのに、8:00~17:00まで勤務できる学童の先生がいないそうで。。。
普段は、夏休み・春休みなどの長期休暇には1日中子どもたちが学童で過ごす体制を取られているのですが、
今回は緊急措置!
あまりに急な対応のため、人員がどこも不足しているようです。
学校によっては、
・休校になっているが子どもの預かりを受け入れる。
・教員たちを学童に派遣する。
などの対策がとられているようです。